のいせせの雑記帖

公務員試験の勉強法を共有します。

寺本康之先生のベストハイパー・ベストプラスを紹介!憲法・民法・行政法・政治学・行政学・社会学・人文科学・社会科学。多いっ!

公務員試験勉強を独学していく上で大切なのは教材選びですよね。

公務員試験勉強では、スー過去に始まり、スー過去に終わるみたいな風潮がありますが、あくまでもスー過去は問題集です... 

問題集から始めると、知識の整理がしにくくなり、定着までに時間がよりかかってしまいます。

ですので、やはり(教科書的な)参考書からスタートすることがマストです。

今回は、その参考書の中で特におすすめしたい寺本康之先生の「ベストハイパー」と「ベストプラス」シリーズを紹介していきます!

 

ベストのおすすめポイント

①噛み砕いた説明が多く、理解がしやすい点

②それでいて、条文の硬い表現も記載されているため、出題されるときの「見た目」を確認できる点

③図解が多く、人物関係がややこしくなる民法では特に頭の中での知識の整理がしやすい点

④知識の確認のための一問一答や、過去問が掲載されていて、アウトプットも行える点

⑤著者の寺本康之先生の授業動画をYouTubeのメンバーシップで月590円(レギュラー受講生)という格安で観ることができる点

 

では、1つずつ詳しく説明していきますね!

 

①噛み砕いた説明が多く、理解がしやすい点

まず、ベストシリーズの1番の特徴は、わかりやすい点です。予備校の講義を受けているような口調の部分があり、考え方や覚え方の記載があります。

予備校のテキストや予備校出版の教材は語り口調のものより、〇〇は✕✕である。そのため〜といったかったい口調のものが多く、初学者には不親切です。

ベストでは、柔らかい表現、ラフな表現が比較的多いのでさらっと読んでいくことができます!

 

②条文の硬い表現も記載されているため、出題されるときの「見た目」を確認できる点

噛み砕いたわかりやすい文章だけでなく、条文や判例そのままの文も一緒に載っています。それは、出題されるときは条文や判例の形で出題されるからですね。

理解をして覚えたとしても、問題として出題されたときに、あっベストでやったところだ!(笑)と気づけなければ意味がないですね!

ですので、地の文、生の文があることはとってもとっても貴重なことなんですね。

 

③図解が多く、人物関係がややこしくなる民法では特に頭の中での知識の整理がしやすい点

ベストの中にはいたる所に図解や表があります。これが何と言っても知識の整理に最適なんですねー。

文章だけだと何が重要なのか、どこを押さえればいいのかが不明になりがちですよね... 
特に、民法では誰が誰に不動産を譲渡して、誰がそれを盗んだのか〜みたいなのがわっかりにくいんですよね。

これを文ではなく、図としてorイメージとして記憶をしておくことで、めちゃくちゃ問題が解けるようになります。

あとは、表としてまとめられているところもあり、それがとっても嬉しいポイントです。表っていうのは、エクセルで作るような網目状の(行と列がある)やつのことですねw

 

④知識の確認のための一問一答や、過去問が掲載されていて、アウトプットも行える点

なんとベスト、単なる参考書ではなく問題集的な要素もあるんですよ。

一問一答と過去問が掲載されています。でも、一問一答と過去問の違いって何?って感じですよね。

違いは、一問一答は過去問として出題される前の基本的な知識を問うもの、過去問は一問一答で聞かれたことを基にそれらを組み合わせたものという感じです。

大学受験でも日本史・世界史の用語や問題を解くための要素を問う一問一答と、そこで学んだ知識が副ダツに絡み合ってできた過去問や問題集にわかれますよね!

そんなイメージですね^_^

 

⑤著者の寺本康之先生の授業動画をYouTubeのメンバーシップで月590円(レギュラー受講生)という格安で観ることができる点

実は、そうなんです。映像授業を格安で受けることができるのがこのシリーズのすんばらしいところなんですね。

しかもその講義がとてもわかりやすく、また補足事項もあるので利用を強くオススメします。

これがあれば完璧に予備校不要になってしまいますね... 恐ろしや。

ベストシリーズは、月590円のレギュラー受講生で全部観れます。

月790円の小論文・面接、刑法・会社法フルパック特別受験生では、文字通り小論文バイブルの動画などまでも観ることができるんですね。小論文バイブルもおすすめの教材ですし、月790円も格安には変わりないのでぜひご活用くださいね!

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科目ごとのベストの特徴

法律系科目(憲法民法行政法

分量が多く、知識の網羅度が他のベストシリーズよりも高いですね。やはり、主要科目なのでありがたいですよね。

わかりやすい系の参考書では、意図的にレベルを落としたり、難しい範囲をカットしたりすることもあるのですが、法律系のベストではそれが全然行われておらず、難しいことをわかりやすく!という意地がひしひしと伝わってきます!

かといって、本もメンバーシップの動画もサクサク進んでいくので、無駄に時間がかかりすぎることもないです。

バランスが良すぎる参考書ですね。

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行政系科目(政治学行政学社会学

この3つはベストプラスというシリーズですね。もともとベストプラスが改定されてベストハイパーになったのですが、この3科目は改定されていないのでベストプラスのままという感じですね。

まあ、使用する人が少ないので改定されないのでしょうね。でも、この本でもクオリティはとっても高いですし、そもそも法律系科目と違って情報の更新があまり必要とならないので、全然気にする必要はないですよ〜

この行政系科目のベストプラスは、出やすいところだけを厳選しているということみたいです。というのも、行政系科目まで手が回りにくいですし、出題量もそんなに多くはないので、コスパを重視して取り組むことが大切だからですね。(予想ですがw)

特別区や地方上級対策としては問題はないのですが、国家一般職対策としてはちょっと足りないと先生自身がおっしゃっていたので、国般志望(特に第一志望)の方は、スー過去などの問題集で知識の補充をしておきましょうね(^o^)

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社会科学

社会科学は、上記の法律系科目や行政系科目とくに憲法政治学と共通する部分が多いです。なので、結構な範囲を知ってる!と思えると思います。

ですので、そういった部分は流す感じでやっていき、専門科目で学習しきれていない部分をよく見ていってください。

え、専門対策だけで社会科学を攻略できるんじゃない?と思った方もいると思います。
でも、意外と被っていない部分もあるんですよね...

例えば、検察審査会の部分とか経済史の部分とかですね。(ほんの一例です)

この社会科学のベストは一般的な順序ではなく、憲法の配列で説明するというコンセプトですので、少しだけ経済系の範囲が手薄です。

ですので、専門科目まである人は専門のミクロ経済・マクロ経済の本でしっかりと学習しておいてくださいね!

教養だけの人は過去問で追加でやってみてください。高校の政治経済とかぶるところもあるので、わからなくなったらYouTubeで検索してみてください。意外と解説動画、ありますよw

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人文科学

人文科学のベストは、世界史・日本史・地理・思想を1冊で攻略するものです。(文学・芸術はコスパの観点からカットされています。)

ですので、出るところを厳選して掲載している感じです。

ただ、特に歴史科目はわかりやすく解説すると膨大な紙面が必要となってしまうため、ある程度詳しい説明はカットされている印象があります。

そのため、メンバーシップの映像授業はほぼマストで必要だと思います。メンバーシップでは、ベストに載っていない説明や補足もあるので、余計におすすめですね。

ただ、日本史の人物名の読みが書かれていない部分があったり、地理の地図が少なかったりと使いづらい部分もあるので、ネットで検索して別で知識を補充していく必要はあるかと思います!

大前提、人文科学をやらないという手もあります。自然科学と人文科学はコスパ最悪レベルの科目なので、主要科目が終わってから残業として取り組む科目だと考えておいてくださいね(^^)

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ということで、今回は寺本康之先生の「ベストハイパー」と「ベストプラス」シリーズを紹介してみました。言いたいことは全部言えた気がします。とにかく、オススメ!使って!ということなので、ぜひ手にとって見てみてください〜!

では、また〜(バーイ👋)